【今月の教化部長の言葉】令和6年4月

地域社会や地球社会に貢献する活動に邁進しよう!

 

教化部長 大塚 和富 

 

 日本では毎年4月が新年度のスタートであり、翌年3月31日で終了となります。 学校や社会では新入生や新入社員を迎えて、新たな気持ちでそれぞれが活動の開始です。

 

 生長の家では運動の開始は、毎年1月から始まり12月で終わります。 2012年度(平成24年度)までは、日本の年度と同じでしたが、2013年度からは現在の暦年の年度に変更されました。 これは、1993年(平成5年)に「 国際平和信仰運動 」を発進し、目的と精神においては人類光明化運動と何ら変わりませんが、違いがあるとすれば次の3点が示されたことです。

 

 1、生長の家が現代に於いて目指すものは「 世界平和 」であることを明確にした。

 2、その「世界平和」は唯一絶対の神への「 信仰 」によってもたらされる平和である。

 3、「 国際運動 」として、各国の運動を統一的、組織的に立案し実行していくための方策が講じられている。

 

生長の家の拠点は、日本を含め世界29カ国で光明化運動が展開されています。 概ね各国とも暦年の年度が多いのですが、各国の運動を統一的、組織的に進めるために、年度を統一して暦年としたものです。

しかし、宗教法人である生長の家の「 会計年度 」は日本社会と同じです。 光明化運動を支える財政運営は、4月から翌年3月となっています。 宗教法人「 生長の家愛知県教化部 」他3つ(三河・豊橋・一宮道場)の地方道場の2024年度(令和6年度)一般会計・特別会計の予算案が、去る2月25日の評議員会、責任役員会で承認され、教化部主管(教化部長)として安堵しています。

 

 

さて、能登半島地震で被災された方々で、犠牲となった人々のご冥福を祈り、災害に遭われた人々への支援の一環として、緊急支援募金が3月末にて終了(*1)しました。 また、災害に遭われた人々の心に寄り添い、速やかな復興を祈念して実施した「 自然と人間の大調和を観ずる祈り 」「 大自然讃歌 」の読誦は、去る2月11日から3月31日までの50日間、毎日午後8時半から、日々約220名前後の方々に参加していただきました。 グループLINEで先導者に合わせて一斉読誦できましたことは喜びとともに「 ムスビ 」を実感できて充実した期間でした。 その他青年会を主体として能登半島地震支援ボランティア活動を、3月8~10日に計画しましたが、石川県ボランティアセンターの予約が多くの団体が殺到して実現できず、今後、能登半島地震の支援を含め、運動方策に掲げた地球社会のボランティア活動としての社会貢献を積極的に取り組んでいきたいと考えています。 

*1:5月31日まで期間を延長しています