【生命学園】名古屋生命学園5月26日先生のお話

「人間は生き通しだよ」

 

生まれる前はなんだったのかな? 男だったかもしれないし、女の人だったかもしれない。年をとったら、亡くなります。でもそれは、肉体がなくなっただけで、魂はそのまま生きています。そして、霊界と言われるところへ戻りました。

 

 そこでは、肉体はありません。思ったことはすぐ実現します。遠くでも一瞬でいけます。スーパーマンになったみたいです。自分と似ている人ばかりがそばにいるので、とっても楽しいです。

 

でも、でも、無限の力をもっていて、いつもいつものびた~い!と思っている人間は、楽しいけれど、全部そろっているけれど、それだけでは満足しません。もっと、生長したいなあ。。。と思うのです。

 

もっと生長するには、ちょっと不自由だけど、肉体が必要です。衣装を着て、学芸会の舞台に立つみたいに準備します。どういうお父さん、お母さんのもとに生まれると、いいかな~っと考えます。自分で考える人もいれば、そばにいる先生が決めてくれる人もいます。

 

そして、衣装も考えます。肉体のことですね。五体満足、ちゃんと全部そろっているのがいい、と思ってくる人もいますが、「う~ん、私は、ちょっと手が不自由になろう。大変だけど、その方ががんばる力がわいてくるわ。魂が伸びるわ」そう考えるのです。だから、どこかが不自由な人、障害者と呼ばれる人は難しい課題・問題をやろう!と思う、強い、力のある魂なのですね。そう思ったことは、生まれてくるときに忘れてしまいますが、かわいそう、だなんて思っては、失礼です。難しいことにチャレンジしようとしている高い魂なので、尊敬したらいいんです。

 

どんな人でも、この世界に生まれてきたということは、本当はめんどくさいなんて思ってない人です。だって、生まれてこなければ、もっと楽で自由でいたはずなのに、肉体をもって生まれてきたい~!!って思ったんですから。

ドラえもんがいたらいいのに、魔法使いだったら楽なのに・・・って思ったことがあると思います。先生も思うときがあります。でも、本当のあなたは、元々魔法使いなんです。ドラえもんみたいに何でもできるんです。

 

でも、それだけではつまんない。ただ楽なだけでは、魂は伸びないから、ちょっとくらい大変でも、この肉体をもって、練習したい。がんばりたい。喜びたい。誰かを幸せにしたい。と願って、魂を生長させることが一番嬉しくて、この世にうまれてきたのです。

 

「私、今度生まれたら、ゆるすってことをやってみたいわ~!」とあなたがいったとき、先生はいいました。

 

先生「え?許すことをしたいって?じゃあ、許せないような嫌なことをされてもいいの?」

私「う~ん。。はい!私、それでも、体験したいです。許したいです」

 

すると、一番の仲良しのたまちゃんが言ってくれました

たまちゃん「わかった!じゃあ、私があなたにそれを体験させてあげる。ゆるせないようないじわるをあなたにするわ。きっと私、あなたに嫌われけど、でもいいの。あなたのためだもの。大丈夫。私がんばるわ」

 

私「え~、たまちゃん、ありがとう。私のためにそこまでしてくれて。嬉しいわ。私きっとあなたを許すから。そして、感謝するわ」

たまちゃん「うん、きっと大丈夫、あなたならできるよ。信じてるからね」

 

・・・・そんなふうにして約束しました。生まれてくるときに、その約束は忘れてしまっているのですけど。

 

もしかして、嫌なことをしてくるお友達がいる人もいるかもしれませんね。でも、その人は、もしかして、たまちゃんみたいに、あなたがお願いして、あたなのために、がんばっている人かもしれな。

嫌だとおもうことには、必ず何か教えてもらえることが含まれています。それこそが、

あたなが伸びる元になる。だから、嫌わないで。ありがとうと言ってみよう。

言ってみたら、きっと、本当のありがとうがみつかります。

 

魂が伸びる、すご~くすてきな学校。それが、この世界です。

 

この世に、でてくることができたのは、人生という学校に入学できたのは、お父さん、お母さんがいたから、おじいちゃん、おばあちゃんがいたから。おじいちゃんおばあちゃんのおとうさんお母さんがいたから。あなたがこの世に生まれて、ここまで大きくなってこられたのは、おっぱいをくれたお母さんがいたから、話しかけてくれたお父さんがいたから。でも、何もしてもらっていなくても、おむつをかえてもらっていなくても、あなたがこの世に、人生学校に、生まれてこられたのは、お父さん、お母さん、ご先祖さまのおかげです。親に感謝する、というのはそういうことなのです。」


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コメント: 2
  • #1

    ogino (日曜日, 30 6月 2013 15:12)

    ありがとうございます。
    とても素晴らしい先生のお話に感動しました。
    私は、兵庫教区で生命学園を開いています。2総連で、小さな学園ですが、素敵な仲間とかわいい子供たちと楽しく開催しています。
    開催当日、少しだけですが、神様のお話や、命のお話をします。子供たちは一生懸命きいてくれます。
    「人間は生き通し」こんな難しいテーマをこんなにわかりやすく、ロマンチックにお話していただけたら、どんなにうれしくて、どんなに喜ぶだろうと思いました。なんだか心がふんわり、やさしくなりそして勇気が湧いてきます。
    私ももっと勉強してこんな風にお話ができるようになろうと思いました。ありがとうございました。

  • #2

    名古屋生命学園 (土曜日, 10 8月 2013 12:03)

    ogino様
    お礼が遅くなりました。コメントありがとうございます。
    この時は、ゆったりした音楽をかけて、子供たちに寝転んでもいいよ~と言ってやりました。が、ちょっと失敗。
    大人はいいけど、子どもたちは寝転んでしまうと、隣をつつくので(笑)注意が散漫になりますね。

    「興味と関心のないことには見向きもしないのよ。だから子どもが聞かないのは先生の責任よ」と昔、前園長先生に教えて頂いてから、こんなふうに、やってみては反省して、を繰り返して、トライしています。

    そうそう、あと・・・ちょっと長すぎまして、幼児さんがいる場合は、もう少し短くすべきでした(^_^;)