祈りは続くよ どこまでも
教化部長 鈴木幸利
夜明けも早くなっていますので、通勤前に妻と一緒に氏神様まで約40分のウォーキングをしております。 この氏神様の横には、英霊社、秋葉神社、祓戸社、天満宮と4つの末社が祀られています。 英霊社ではこの戦争を一日も早く終結させるために力を貸してくださいと切に祈り、秋葉神社ではウクライナの人もロシアの人もあたたかい家庭のぬくもりと愛のこもった料理を囲んでほほえむ姿を強く心に念じ、祓戸社では悪しき想念を祓い清めて世界平和が現れますようにと祈り、天満宮では世界平和につながる智恵を世界の人々にどんどん授けてくださいと祈っています。 その後、5分程境内地の草取りをして帰ります。ある日、土で汚れた手を洗っていると、妻が「 ハンカチ忘れた 」と言うので、私が「 いいわ、空気もあるし、ズボンもあるし 」と言ったら、ずっこけていました。 神社の階段の近くなのでここから転げ落ちたらミステリードラマもびっくりです。 ご用心、ご用心。 世界平和の祈りは短かくて覚えやすいので歩きながら繰返し繰り返し唱えることが出来ます。 力強い朝日を浴びながらこのような時間が持てることを幸せに思います。
さて、「 世界平和を祈るたび 」は6月初めに無事ウクライナに到着し6月4日と5日の両日「 世界平和の祈りと聖経読誦 」をネット配信に合わせてみんなで一緒に祈ることが出来ました。 今は折り返して日本をめざして帰って来るところです。 ラインの交流グループにはみなさんが歩いたり自転車に乗ったりしながら、自然を感じるよろこびに溢れています。 思わず撮った写真をアップして感動のお裾分けをしたり、また、「 ゴミ拾いをした 」というコメントに賛同した人が自分もやりましたというふうに広がっていったり、となかなか楽しいたびが展開しています。 教区中から集まる報告をとりまとめたり、やり方がわからなくて困っている人にていねいに教えたりとお世話してくださるのが「 世界平和のたびの添乗員さん 」です。 本日も皆様を安全にウクライナまでお連れ致しますとなかなか洒落た言葉でこの企画を盛り上げ、リードしてくれています。 たびプロジェクトはまだまだ続きます。 第3弾は「 世界の拠点をめぐるたび 」に出発です。 世界の伝道本部をめぐりながら、各国の文化や布教活動を知り、同じ信仰を持つ世界の人々に思いを寄せて行きましょう。
また皆さんの祈りが詰まった「 世界平和の祈り読誦表 」が教化部の玄関を入った正面に堂々と張り出されています。 一人一人の祈りが結集して大きな祈りとなって、教化部から世界に向かって愛の霊光が燦然と輝き出ています。 その光がいよいよ輝きを増して全世界のすみずみまで届くように、そしてすべての人々の心が愛と平和と秩序と中心帰一の真理で満たされるように、あなたも「 世界平和の祈りの読誦表 」を送ってください。
そろそろ8月の盂蘭盆供養の霊牌を書く時期がやってきました。 「 私 」の中には無限と云われる先祖のいのちがすべて入っています。 科学的に云えば先祖代々のすべての遺伝子が「 私 」の中に入っています。 神様も無限の先祖も父母もみんな私の中に集約されています。 だから神様もすべての先祖も父母もみんな「 私 」の中で一体となっているのです。
私達がこの素晴らしい生長の家の御教えにふれることができたのは、偶然だと思っている人はいないでしょう。 では前世・前々世の善業からでしょうか。 それだけではなく、御先祖様の中の信仰の厚い方や人のために尽力された方々がいらっしゃるのです。 その積徳のおかげで父母のいのちを通して今私は生長の家のご縁をいただいて幸せな生活をしているのです。
宗派を問わず、近所の人や友達、子供の学校の先生や会社の方等、日頃お世話になっているあの方この方を思い浮かべて、この機会にぜひ霊牌に書かせていただきましょう。