【今月の教化部長の言葉】令和3年6月

根っこの縁むすび

教化部長 鈴木幸利

 

 

 近所の空き家が更地になったと思ったら、建売分譲で五軒の家が建ちました。 ほどなく買い手がついたようで新しい方たちが住み始めました。 そこまでは他人事だったのですが、さて、私は昨年に引き続き地域の役員をやることになりました。 長年留守をしていたツケがしっかりと回ってきて、今回は六つの組長を束ねる常会長です。 新しい人たちに組に入ってもらえるかどうかを聞きにに行かなければなりません。 ところが、新築五軒のうち、なんと四軒がブラジル人の方々だというのです。 新しい組長にいきなり任せてしまうのは気の毒だし、とりあえず今年一年は常会長の私がお世話をするということにしました。 生活をはじめて最初に直面するのはゴミの問題です。 分別の仕方、ゴミを出す日と置き場所など、決まりを守ってもらわないとご近所トラブルにもなりかねません。 役所に足を運んでポルトガル語版のゴミ分別の印刷物を入手しましたが、ゴミカレンダーはありませんでしたので日本語のゴミカレンダーの上にポルトガル語を貼り付けて独自で作成しました。 そして簡単な自己紹介や注意事項を教化部の大橋さんに翻訳してもらって書面にしたものを持って訪ねていきました。 するとその中に日本語が解るとても気さくな奥さんが居て、他の三軒の方に伝える連絡係をして下さることになりました。 その上、四軒とも常会に入って区費も納めてくれるというのです。 地域の春の大掃除には家族みんなで参加してくれたので、常会の人たちとも顔合わせが出来てよかったと思いました。 大橋さんからは「 にこにこしてうなずいていても本当は解っていなかったりしますから、大事なことはちゃんと文章に書いて渡さないといけませんよ。 」とアドバイスをいただきましたので、これからも大橋さんの力を借りながらブラジルの人たちが地域になじんでいけるようお世話させていただこうと思っています。

 

 

 今回のことで学んだことが二つあります。 一つは、お金を払うということはとても大事なことだということです。 私は、今年一年は区費を貰わないで地域でどんなことをやっているか様子を見て貰えば良いと思っていましたが、四軒みんな区費も払い掃除にも参加して、積極的に地域の仲間に入ろうとして下さったお陰で組の人たちともよいご縁で繫がることができたのです。 生長の家の活動でも、何十年も誌友会に来てくれるけど会員になっていないという方はいませんか。 お客様というのは居心地が良いようで実は大切なことが抜け落ちているのです。 お金を払うということはそこに根付くということです。 だから会員になってもらうということはとても大事なことなのです。 その大切さを伝える努力を惜しんではなりません。 もう一つ学んだことは、大事なことはきちんと文字にして伝える。 ということです。 外国の方とのコミュニケーションだけでなく、私たちも年齢と共に言ったつもり、解ったつもりでいたことが、実は全然違っていたりして愕然とすることがあります。 大事なことは文字にして伝えること。 ひと手間かけたお世話活動が必要だと思いました。

 

 

 さて、先月号で「 少しずつみなさんに写経していただいて、それを一つにまとめて何か出来ないかと考えています。 」と書きましたが、聖使命会員 ・ 普及誌購読者拡大の為に、1人1枚、指定の用紙に聖経 ・ 讃歌 ・ 神示の中から、1字でも、1行でも、もちろん書けるだけでも写経していただいて、それを集めて生長の家の本尊である観世音菩薩の絵の裏に貼って納経させていただくことにしました。 それを6月17日の谷口雅春先生の三十六年祭に教化部大道場に掲げます。締切りは6月10日です。

 

 

 この世の健康も繁栄も調和も全ての善きものは神様の世界から出てきます。 谷口雅春先生は、゛すべての人を幸福にする ”との真理の法燈を掲げて生長の家を立ち上げられました。 聖使命会員 ・ 普及誌購読者拡大をもって先生に感謝の誠を捧げましょう。