【今月の教化部長の言葉】令和3年4月

当たり前の反対は?

教化部長 鈴木幸利

 

 立教92年 生長の家春季記念日・生長の家総裁法燈継承記念式典が国際本部で執り行われました。  二重光輪賞に鈴木妙子さん。 西日本光輪賞に伊藤光幸さんと堀田愛子さん、布教功労賞に井上真理子さんと渡邊淑子さんが受賞されました。 長きにわたり生長の家の活動にご尽力され、今もなお私たちのお手本として輝き続けて下さる受賞者のお姿に心から感謝の意を表します。 本来ならば白梅紅梅の香る総本山で全国の受賞者のみなさんと共に華やかに厳かにお祝いさせて頂くところを、今年は森の中のオフィスからの映像配信となりました。 しかしながら天界から降り注がれる讃嘆の甘露の法雨は5名のみなさんの全身を包み、その余波が教区中に広がって私たちも益々浄められ高められるのです。 みなさま本当におめでとうございます。

 

 

 さて、現在私は住んでいる地域の役員をしています。 先日、来年度の役員改選に伴い総会が行われました。 役員も世代交代が進んでいます。 若い人は役員を受けたが何をどのようにやればよいか分からないと言い、一方年配の人は今までもこれでやってきたんだからやっていくうちに分かる。 分からないなら聞けば良い。 と言う。 しかし、いざ聞かれてもなぜそれをやるのかをわかりやすく説明出来ないので、質問した人も仕方ないなぁーという具合でした。 これでは地域がスムーズに回っていくはずがありません。

 

 

 これを聞きながら、生長の家の運動にも同じ事が起こっているのではないかと思いました。 霊牌、人型、誓願券、宇治の鏡餅・末一等、当たり前のように毎年同じ推進が繰り返されていますが、新しい人にとっては意義も何故行うのかもよく分からないのではないでしょうか。 又長年当たり前と思って行ってきた人でも、一つ一つの素晴らしい意義を分かりやすく説明されると、改めてその大切さがわかり納得出来たという声をききます。 同じ功徳をいただくにも納得している人は心の門戸を全開しているようなものですからどんどん良いことが入ってきますし、推進する時ときにも言葉の力が違ってきます。

 

 

 そうした素晴らしい結果が昨年12月の人型や宇治の鏡餅・末一などでした。 何と人型は9367体で全国1位、2位の大阪は7770体でしたのでダントツの数値に私はびっくりしました。 また、宇治の鏡餅・末一も突出して第1位です。 私は全国一という順位を喜んでいるのではありません。 この制限の多いコロナ禍にあって、みなさんは今やれること、地元でやれることを見つけてコツコツと動いていて下さったというご愛念が数字となって現れているのです。 それが前年よりどんどん増えているのは奇跡です。 これに勝るよろこびはありません。 みなさん本当にありがとうございます。

 

 

 4月24日は谷口輝子先生三十三年祭が執り行われます。 今年は教化部・道場に来ていただく方向で考えています。 輝子先生と谷口雅春先生とのご結婚の話が持ち上がったころ、お二人は大本教の本部におられて無収入でした。 「 生活費はどうするのですか 」と尋ねると「 サアー、それは知りません。 神様のご用をしているのですから神様がきっといいようにしてくださるでしょう 」とあっけらかんと答えられる雅春先生。 輝子先生は迷うことなく雅春先生を信じて、御自身の病気を克服し、幾度の苦難を乗り越えて、雅春先生と共に生長の家を広めていかれました。 半年かけてご夫妻で世界御巡錫をされた際、雅春先生が途中で疲労から血尿が出て体力的に自信をなくされ「 母さん、僕はもうあかん、日本に帰ろうか 」と言われた時「 とんでもないことです。 神様がちゃんと護って下さるから  」と強い言葉で励まされ、涙をこらえて祈り続けられた輝子先生の御陰で無事に全行程を終えられました。 こうして生長の家は全世界に広がっていったのです。 『 新版 めざめゆく魂 』『 新版 女性の書 』『 愛は致るところに 』『 師と仰ぎ 夫と仰ぎて 』などの輝子先生のご本の中に数々の苦労話や厳しい信仰姿勢、楽しいエピソードなどが書かれていますので是非読んでみてください。