【今月の教化部長の言葉】平成29年10月

幸 千

教化部長 鈴木幸利

 

 

 日本人は言葉に対する感性が大変すぐれていると言われますが、二十四節気で十月八日頃は寒露( かんろ )といい草木に露が下りて農作物の収穫もたけなわになる頃です。 まだ日中は暑く汗をかく日もありますが寒露という言葉を聞くだけで秋冬にむけての支度をしなくてはという気になります。

  先日、京都の下鴨神社に行ったときのこと、境内に縁むすびの神社があって、賽銭箱に大きく” 幸千 ”( さいせん )と書いてありました。 何とも縁起のよい文字でお金を入れたら幸せが無限に広がっていきそうで中々おもしろいと思いました。 私たちの聖使命会費も幸せが無限に広がるお金です。 八十代のある信徒さんが誌友会でこんな話しをしてくれました。 お父さんの給料が入ったらまず一番はじめに聖使命会費を取り分けておく。 どんな事情あってもこのお金には手をつけない。 折り悪くお金がないときに新聞屋が集金に来たときは子供と息を潜めて居留守を使ったこともあったけど、とにかく神様に捧げるお金は何よりも最優先にしてきたお陰で家族も元気で万事好都合に物事がまわってしあわせに暮らさせてもらっとるんだわね。 と豪快に笑っておられました。 この聖使命会を毎月お世話して下さる取扱者さんが愛知教区には八五〇名いらっしゃいます。

 

 

 愛知教区は古くから実績もあり全国から期待されて目標数も高いです。 講習会、教区大会、団体参拝練成会、全国幹部研鑽会、練成会等々毎回すばらしい成果をあげることができるのは地区でお世話活動に走り回って下さるみなさんのおかげです。 地元で数を上げて下さるからこそ教区全体として大きな数になっていくのです。 毎年選ばれた数名の方が本部から表彰されていますが、本当の主役は地元でコツコツと日々種蒔きをして下さっている方々なのです。 あらためて心より感謝申し上げます。

 

 

 谷口雅春先生の思い、たくさんの諸先輩方の意志を受け継いで「 新たなる家庭 」に聖使命会員を拡大していくと同時に「 一家に一人は特志会員 」を合い言葉に既に入会しておられる方に昇格 ・ 増口も積極的にお勧めしていきましょう。 神様と太いパイプで繋がることによって、いつも神様が護っていて下さるのだから、「 何が起こってきても大丈夫 」という安心感が善きものを呼び寄せることになるのです。 特志会員になりたいけれど今すぐにはちょっと思われている方は、三口 ・ 三千円、五口 ・ 五千円等増口も出来ます。

 一方、さまざまな課題もあります。 それは聖使命会員の拡大数よりも退会者の方が多いという現状です。 退会の中には本人の死亡や本人の希望で退会する人もおりますが、一番多いのは「 聖使命会費取扱者 」の死亡又は高齢化により引き継いで事務ができなくなったことによる不可抗力の退会です。 人類光明化運動になくてはならない「 聖使命会費取扱者 」のみなさんもだんだん高齢化してきています。 年齢を重ねてきても筋金入りの信仰者ばかり、ちょっと困ったことが起ころうとだれにも相談も出来ず、最後の最後までこれは私の使命だからと信仰の力で頑張っていただいています。 少しずつ世帯数や会員の数を減らしていきたいと思っても次の受け手が見つからない。 と言ってこれ以上の面倒は見れない。 そんな方はどうぞ遠慮しないで支部長さんや相愛会長さん等地域の人に相談してください。 私もこの問題は大変重要だと感じています。 各組織と話しをして、色々な相談について積極的に聞く耳をもとう。 共に考える力になろうと動き出しているところです。 光明化運動に一番必要なことは、声掛け合うこと、助け合うことです。 むすびの力です。

 

 

 どうぞ生長の家にご縁のあった人々が一人も取り残されることなく神様と強く繋がってよろこびいっぱいの人生を送れるようみんなで知恵を出し合いましょう。