【今月の教化部長の言葉】平成28年11月

一人残らず幸せに

教化部長 鈴木幸利

 九月十八日、秋季慰霊祭が教化部で執り行われました。 私は十二年ぶりの慰霊祭でした。

 この十二年の間に、かつて私を指導して下さった人、励まして下さった人、一緒にやってきた人がたくさん霊界に旅立っていかれました。 近々では、講師会のことで意見を交わし合った松森利男元講師会長、生命の教育の第一人者西田茂弘先生、そして教区や白鳩会の発展のためによりよい事務が出来るよう相談し合った、鈴木千里前白鳩会事務局長、私の前の教化部事務局長の杉山榮男先生等、枚挙にいとまがありません。 この一人一人のお名前を見ながら、あの当時の光景が走馬燈のように浮かんできました。 そして今の私があるのはこれらの方々のお陰と、心をこめて感謝の聖経をあげさせていただき、どうぞ霊界から愛知教区をお導き下さいとお願いをしました。

 

 慰霊祭は教区や地元において功労があった先達に感謝をする日です。 一家の繁栄は先祖供養といわれます。 ならば組織の繁栄は先達への感謝の供養だと思います。 感謝の気持ちが吾々と霊界を結ぶパイプなのです。 太いパイプを結び、先輩達のお導きを頂きながら、更なる新しいご縁が広がるよう、明るく楽しく運動を推進していきましょう。

 

 本年度は、三年毎に実施される各組織の定期改選の年であり、九月中に神意にかなった新しい素晴らしい役員が決まりました。 濵山教化部長の下、力強く運動を引っ張って下さった旧役員のみなさま、本当にありがとうございました。 今後とも新しい役員を助け、お力添えを頂きますことを心より御願い申し上げます。

 

 また十月からの新たな任期を努めて下さる新役員の皆さん。 お受け下さいましたこと心から感謝申し上げます。 いのちの兄弟姉妹の絆を更に強くして、愛知教区の光明化の為にみんなで邁進していきましょう。

 

 さて、私達は自分だけが幸せになっても本当の幸せとは言えません。 一緒に幸せを悦びを味わう仲間を増やしていくことが吾々の運動です。 よろこびは何もしないで得られるものではありません。 努力したり頑張ったりした先に得ることができるのです。 自分で出来ないと自己限定していた枠が一つずつ取れていったとき、吾々は心からの喜びを感じることが出来るのです。

 

 山登りに例えるならば、鍛えられた人が果敢に急な斜面を登っていくのもよし、一方で遠回りでも、なだらかな道をみんなで一緒に登るのもよし。 声かけあって、景色をみて、楽しみながら笑いながら、ほっと一息しておやつを食べたり、遅れ気味の人がいれば、待ってあげたり手を引いたりお尻を押したり、まわりの人に「 あなたも一緒に幸せな頂上にいきませんか 」と声をかけて一人また一人仲間を増やしながら登っていく。 途中で難所があるかもしれないけれどそんな時ほど無限力の出番です。 お互いに助け合いながら、最後まであきらめないで、一人残らずみんなで一緒に頂上の景色を見る。 それが私のめざす運動です。時にはずっこけるかもしれませんが、それも私のもち味とお許しいただいて、みんなで笑顔いっぱいの運動の輪を広げていきましょう。