【今月の教化部長の言葉】平成28年2月

諸悪莫作・衆善奉行

 

 

教化部長 濵山正幸

 

 

合掌、ありがとうございます。

 機関紙『 大愛知 』平成二十八年二月号の原稿は、締め切り日の関係で十二月十五日に書いています。 本紙が皆様のお手元に届くのは講習会の前、しかしその講習会は皆様の熱心な推進活動によって、大盛会 ・ 大成功と確信しています。

 些か早いかとは思いますが、受講券奉戴式以来の推進活動に対しまして、多くの方々から言い尽くせぬほどのご愛念とご努力を頂きましたこと、心より深く、篤く感謝申し上げます。 ありがとうございます。

 

 さて講習会を大盛会の裡に終えた愛知教区は、平成二十八年度「 めざすは世界平和 」に向けて「 光の進軍 」を展開して参ります。 何も難しいことをしようというのではありません。 「 光の進軍 」即ち、信仰生活においても信仰運動においても、皆様がこぞって「 実相の全的展開 」を、という訳です。

 大聖師 ・ 谷口清超先生著『 光が闇を消す如く 』にこの様にあります・・・・・・・・・、

 

 

  人の世では暗い面もあるが、明るい面もある。 暗い面を見れば、「 世の中は闇だ 」と言うかも知れないが、その闇の中でも、一本のマッチの火が、たちまち明るさをもたらす。 何千年続いた闇でも、一本のマッチ、一本のローソクで消えるのである。 つまり光に対して、闇は全く無力なのだ。 一億年昔からの絶対暗黒でも、一本のローソクで瞬時に消えさる。 それは何故か、非実在だからである。 アルように見えてもナイのが非実在だ。 単にアルかの如く見えているだけである。

  ( 同書 はしがき 二頁 )

 

 

 これは生長の家の徹底した光明思想、日時計主義の考え方であります。

 かつて谷口清超大聖師は『 諸悪莫作 ・ 衆善奉行 』ということについて、しばしば御指導御教示下さいました・・・・・・・・・、

 

  諸悪莫作 ( 悪いことはするな )

  衆善奉行 ( 善いことをせよ )

 

 一本のマッチや一本のローソクとは、僅かなこと小さなことを蔑ろにすることなく、少しでも明るいこと善いことを為すということであります。

 例えて言えば、恵まれない条件のもとに生まれた人であっても、「 人間 ・ 神の子 」の真理を知って自覚を深め、小善を積み重ねることによって幸福になり、運命を改善することが出来るものです。

 このことは、単に個人の運命だけに限定されるものではなく、各種の組織や団体さらには国家間の問題、また地球規模の問題にも波及するものです。

 それ故に、会員の皆様に届いている平成二十八年一月号の機関誌『 生長の家 』、ここに掲載の平成二十八年度の運動方針 ・ 具体策、これらの諸方策の中私たちに出来ることに熱意を持って取り組み、「 神 ・ 自然 ・ 人間の大調和を実現する-自然と共に伸びる運動 」の伸展に貢献する生き方、ここに「 衆善奉行 」の今日的意義があると考えます。

 このような意味でも、先に引用した一本のマッチ ・ 一本のローソクとは、言い換えれば私たち一人ひとりのことでもあります。 私たちが、例え些細なことでも又小さなことであっても「 善を為す 」ことによって、実相は間違いなく顕現するのであります。

 

 

 水仙や 香りが善の 羅針盤

 

 

 生長の家で常に教えて頂いている実相の偉大さ、無限性、さらに完全性を深く自覚し、コトバの力を発揮しつつ、少しでも善いことには何事にも明るく、かつ積極的に取り組むことこそ、御教えを生きる私たちの「 衆善奉行 」の実践と心得ます。