【今月の教化部長の言葉】平成27年10月


尊き布施の心


教化部長 濵山正幸

 

 生長の家信徒が日々に実践する生活に「 三正行 」がある。 それは神想観、聖経と讃歌の読誦 ・ 聖典等の拝読、そして愛行である。

 この内の愛行、これを仏教では「 布施 」とも言って、釈尊は到彼岸つまり悟りに至る六つの道として六波羅蜜の実践を示し、その最初に布施行の必要性を説いている。

 この愛行即ち布施は、通常二つに分けられる。 それは物を与える「 物施 」と、法つまり真理を伝える「 法施 」とである。 物を与える物施は別名「 財施 」とも言い、持っている者が持っていない者に、又幸せな人がそうではない人に、何がしかの財を施すことである。 現在、愛知教区では来る一月三十一日開催の講習会に向けて、各組織の会員の方々が日々積み立てた愛行貯金をもって、「 講習会受講券 」の奉納に献資して下さっている。 これは尊い物施に当たるものである。

 一方の法施、法とは真理、御教えを伝えることで普及誌の手渡し愛行をはじめ、県下各地で開催されている誌友会や練成会への参加促進、さらには講習会への参加を勧めること等がこれにあたる。

 総裁 ・ 谷口雅宣先生は、御著書『 日々の祈り 』の「 愛行実践歓喜増幅の祈り 」の中において、次のように書かれています・・・・・・・・・


 

 神さま、愛行とはあなたの無限の愛を受ける私が、その “愛の奔流” を堰き止めずに他へ回す行為です。 「 他へ回す 」とは他が枯渇しているからできなく、他に流れるあなたの愛と、私に流れるあなたの愛が同一であることを確認するためです。 ( 中略 )

 愛行とは、すべての人の中に流れる神の無限の愛を、互いに認め合い、湧き上がらせ、体験するための喜び溢れる行為です。

(同書 二〇一~二〇二頁)


 

 ところで、生長の家の生活は信仰生活であり運動は信仰運動と心得ています。 生活と運動いずれも「 信仰 」の有る無しが肝要で、このためには先にふれた「 三正行 」の実践が必要であると共に、さらには誌友会への参加はもとより、県下三会場で開催されている練成会に参加して、御教えを学び信仰を深めることが何より大切であります。

 この練成会ということでは、愛知教区は恵まれています。 大愛知練成会の藤澤寿朗氏、三河練成会は安藤暢康氏、さらに豊橋練成会では柴田巌氏、各氏が練成主任として深い信仰心をもって練成会の指導と運営に携わってくださっている。 さらにまた指導力豊かな講師陣、明るく誠実な運営委員の方々。 それ故に皆様には、意欲的に練成会に参加されて信仰を深めて頂きたいと切に願います。

 ところでご承知でしょうか、総裁 ・ 谷口雅宣先生の『 法施と物施 』と題するCDが世界聖典普及協会から刊行されているのを。 この中で先生は「 法が伝わらないと、物施が出てこない 」と、御教示くださっている。

 つまり物施だけでは片手落ちで、御教えを伝える法施が重要なのであって、御教えを伝えることによって、個人の幸せ、さらに世界平和の実現へ、ということです。 言う迄もなく、法施の最高の機会が総裁先生御指導の講習会であり、この講習会参加のお誘いがこれまた最高の法施ということです。


 

 新米に 菩薩雲集 布施を見る


 

 このような意味で、今度の講習会のスローガンを・・・・・・・・・、


 

 伝えたいのは幸せ、めざすは世界平和!


 

 と、した訳です。 九月二十日の「 講習会受講券奉戴式 」をもって、講習会推進者の皆様に受講券が手渡されました。 先ずは「 菩薩祝福手帳 」にお名前を記載している人々に、受講券をお渡し下さい。 これ、尊くも素晴らしい「 法施 」となります。