【今月の教化部長の言葉】平成27年6月



何故、ウグイスは鳴くのか


教化部長 濵山正幸


 天気の良い日の朝、自宅の近くを三十分程度ウォーキングするようにしています。 朝の時間、緑多い中を歩くのは右脳が活性化するのでしょう、 とても心地よいものです。

 時に、野鳥のさえずりが耳にとどくと、至福の気分に満たされるものです。 ましてやその声の主がウグイスであれば、当に 「今此処天国浄土」 そんな気分になったりするものです。


 

鶯やお前はいいなホーホケキョ


 

 この様な至福の朝を過ごしているとき、興味深い話に接しました。

 それは大学で遺伝子と生物について研究をしておられる教授が、ウグイスは何故鳴くのかを調べたのだ、 という話です。 ウグイスの雄は 「ホーホケキョ」 と鳴くのが当たり前かどうか、 と。

 そこでウグイスの雛を卵から孵し、その雛を親の鳴き声が聞こえない環境の中で育てると、その雛鳥は成長しても 「ホーホケキョ」 とは鳴かないのだという。 それで、他の鳥たちの鳴き声を聞かせてみたが何の反応も示さない。

 ところが、ウグイスの親鳥の 「ホーホケキョ」 という鳴き声を聞かせてみると、なんとその雛鳥が 「ホーホケキョ」 と鳴くようになってきたというのです。

 このことから・・・・・・・・・、


 ウグイスの特徴である 「ホーホケキョ」 という鳴き声は、親が鳴いて聞かせないと雛鳥は鳴くことができない。 遺伝子にはいろいろあって、親が教えなくても活性化する遺伝子と、親が教えることで活性化する遺伝子があるのだ。


 と、 その教授は言います。

 この話、大変おもしろく興味を引かれました。 というのは、このことはそのまま人間にも当てはまると思ったからです。

 つまり我々日本人でも、日本人であるという特徴は、親が教えてやらなければ目覚めないのではと思うのです。 何故かと言えば、今時の日本には姿形は日本人だけれとも、日本人の心に目覚めていない日本人が結構いるのではないか、 と。

 ですから、自分は日本人であるとの自覚のある人は、日本人であることを機会ある毎に鳴いていただく必要があると思うのです。 そうすると、本来、日本人なら日本人としての遺伝子に目覚める人が次第に増えて、この国の将来に明るい期待が持てるようになる、 と思う次第です。

 ご承知のように生長の家では、総ての人間は 「神の子」 であると説いています。 つまり人間の遺伝子の中には、今現在、現れていようといまいと 「神の子」 の遺伝子が組み込まれている訳です。 しかしその遺伝子は、ただ何もせず放置していて出てくるかというとそうではなく、遺伝子が目覚めるある何かが必要だということです。

 そのため各種の行事、神性開発練成会や県下各地で開催されている誌友会等が必要であり、また次代を担う青少年を育成する青少年練成会がもとより大切である訳です。

 来る夏休み、七月二十四日から二十六日には中学生高校生練成会が、また三十一日から八月二日には小学生練成会を開催する予定です。

 この機会を有益なものにして、次代を担う青少年を数多く輩出して行きたいと念願するものです。 それには、組織の役員や地方講師の皆さんが率先して、大きな声で鳴いていただく必要があります。


 どのように鳴くのか、 ですって?

 言うまでもありません。  「人間は、神の子で素晴らしいよ!」 とか、 「夏休みは、青少年練成会ですよ!」 と、言う具合にです。

 

合掌